デュタステリドの効果は?薄毛は本当に治る?副作用まで医師が解説
デュタステリドの効果は?薄毛は本当に治る?
副作用まで医師が解説

薄毛で『デュタステリドZA』を使っています。

AGAの飲み薬で抜け毛を抑える薬ですね。
フィナステリドより効果が高く、当院では国内正規品のみを安価に提供しています。
自由診療の薬で当院のオンライン診療で処方可能です。
この記事は、公的資料を参考に薬の特徴をわかりやすくお伝えします。
デュタステリドとは
デュタステリドは、男性ホルモンから作られる「DHT(ジヒドロテストステロン)」を減らす薬です。
DHTは、
- 男性型脱毛症(AGA)の進行
- 前立腺肥大症(おしっこが出にくくなる病気)
に深く関わっています。
デュタステリドは、DHTを作る酵素(5α還元酵素)をブロックすることで作用します。
その結果、薄毛の進行を抑えたり、前立腺を小さくする効果が期待できます。
薄毛に対する効果を主に説明いたします。
デュタステリドの特徴
1型・2型の両方を抑える薬
DHTを作る酵素には「1型」と「2型」があります。
デュタステリドは両方を抑えるタイプの薬です。
同じ系統の薬にフィナステリドがありますが、フィナステリドは主に2型を抑えます。
そのため、デュタステリドのほうがDHTをより強く下げることが知られています。
効能・効果
● 男性型脱毛症(AGA)
- 男性のみが対象
- 他の脱毛症(円形脱毛症など)には使いません
有効性(有効性試験等)
■ AGAに対する有効性
24週間(約6か月)の比較試験で、
- デュタステリド0.5mgは
- フィナステリド1mgやプラセボよりも
毛髪数の増加や毛の太さ改善で優れていました。
また、血中DHTは約90%低下します。
用法・用量
- 0.5mg 1日1回
使用できない方(禁忌)
以下の方は使用できません。
- 本剤や同系薬でアレルギー歴がある方
- 女性(妊娠中・妊娠の可能性がある方を含む)
- 小児
- 重度の肝機能障害がある方
飲み合わせに注意が必要な薬
デュタステリドは主にCYP3A4という酵素で分解されます。
CYP3A4阻害薬(分解を止める薬)との併用に注意
例:
- リトナビル など
これらと一緒に使うと、血中濃度が上がる可能性があります。
必ず、現在服用中の薬(サプリ含む)をすべて医師に伝えてください。
副作用と発生頻度
■ 重大な副作用
● 肝機能障害(約1.5%)
● 黄疸(頻度不明)
症状の例:
- 強いだるさ
- 食欲不振
- 皮膚や白目が黄色くなる
- 尿が濃くなる
これらがあれば早めに受診してください。
■ よくみられる副作用
● 性機能関連
- 性欲低下
- 勃起不全
- 射精障害
● 乳房関連
- 女性化乳房
- 乳房の違和感・痛み
● その他
- 頭痛
- めまい
- 抑うつ気分
- 発疹・かゆみ
- 腹部不快感
- 倦怠感
性機能関連の副作用は1~2%程度報告されています。
まとめ
デュタステリドは、
- AGA
- 前立腺肥大症
に使用される、DHTを強く抑える薬です。
参考文献・出典
▶ 公的資料
- PMDA(医薬品医療機器総合機構)審査報告書
- 各製剤の添付文書
- インタビューフォーム
▶ 代表的論文(AGA関連)
Olsen EA et al. J Am Acad Dermatol. 2014
→ デュタステリド0.5mgはフィナステリド1mgより毛髪数改善で優れていた
▶ 前立腺肥大症関連
国内第III相試験データ
→ I-PSS改善・前立腺体積縮小を確認
よくある質問(Q&A)
-
デュタステリドの「同じ系統の薬」と比べた強みは?
-
同じ系統の薬として有名なのはフィナステリドです。
▶ 強みは「DHTをより強く下げること」
デュタステリドは、
- 5α還元酵素1型
- 5α還元酵素2型
の両方を抑えます。
フィナステリドは主に「2型のみ」を抑えます。
そのため、
- DHT低下率は約90%前後(0.5mg)
- フィナステリドより抑制力が強い
というデータがあります。
▶ 半減期が長い
- デュタステリド:約3〜5週間
- フィナステリド:約6〜8時間
つまり、体内に長く残る薬です。
飲み忘れに強い反面、副作用が出た場合も体内から抜けるのに時間がかかります。
-
先発薬はいつ発売されたの?
-
男性型脱毛症用(ザガーロ)
- 日本発売:2015年
現在はジェネリックも多数あります。
-
1か月(30日)処方時の料金は?
-
・デュタステリドZA「明治」
30錠 月 4950円
・送料は別途レターパックライトの金額で430円いただきます
(3か月以上のご購入で送料無料です)
-
いつから効く?効果はどれくらい続く?
-
- 早い人:3か月
- 通常評価:6か月
-
精子や妊活への影響は?
-
海外試験では、
- 精子数:約23%減少
- 精液量:約26%減少
という報告があります。
ただし、
- 正常範囲内に収まっている
- 中止後改善がみられる
とされています。
妊活中の方は、事前に医師に相談してください。
すべての方に当てはまるわけではありません。
この記事の監修者

- 梅田北オンライン診療クリニック 院長
-
【経歴】
産業医科大学 医学部医学科 卒業。済生会系病院での臨床研修・救急、総合診療勤務を経て、複数の企業で嘱託や専属産業医を歴任。
その後、産業医学・公衆衛生の専門性を活かし、「梅田北オンライン診療クリニック」を立ち上げる。
現在は京都大学大学院(社会健康医学系専攻)に在籍し、働く人々の健康や医療アクセスの課題に向き合いながら、臨床と予防の両面から医療の新しい形を実践している。
【資格・所属】
日本産業衛生学会・社会医学系専門医・指導医/労働衛生コンサルタント(保健衛生)/
産業医科大学産業医学ディプロマ/日本東洋医学会/JATEC・ACLS・AMLS修了 ほか
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