「経口薬チャンピックスの禁煙治療、ご自宅からオンライン診療で始めませんか?」|作用・効果・副作用も医師が解説(2025年10月30日から流通再開)

「経口薬チャンピックスの禁煙治療、ご自宅からオンライン診療で始めませんか?」
作用・効果・副作用も医師が解説(2025年10月30日から流通再開)

「禁煙でチャンピックスを内服してみたいけど、

通院とか薬局行くのって正直たいへん…

仕事が忙しい方は病院になかなか行けないですよね。そのような方に

完全オンライン診療の自費診療の紹介となります。

保険診療より費用はやや上がりますが、実はそう大きく変わりません。

さらに、対面診療や、薬局に行く必要がありません。

この記事では、薬の説明と実際の金額や診療流れなどをお伝えします。

チャンピックスとは

チャンピックス(一般名:バレニクリン酒石酸塩)は、ニコチンを含まない経口タイプの禁煙補助薬です。
禁煙外来などで医師の診察を受けることで処方されます。当院は自費診療となります。


チャンピックスの特徴

  • 有効成分は「バレニクリン酒石酸塩」
  • α4β2ニコチン受容体の部分作動薬という独自の作用機序
  • ニコチンを含まず、喫煙の「満足感」を抑え、離脱症状も軽減
  • 通常、禁煙外来では12週間で1日2回内服するプログラム
  • メーカーから出荷停止されていたが、2025年10月30日より流通再開。

効能・効果

  • ニコチン依存症の喫煙者に対する禁煙の補助
  • 禁煙の意思があり、TDS(依存スクリーニング)でニコチン依存症と診断された方が対象の薬です。
  • 加熱式たばこを使用する方も治療対象に含まれます

有効性(臨床試験の結果)

  • 第III相国際比較試験では、禁煙成功率(3か月後)は43.9%
     (偽薬(プラセボ)17.6%、別の禁煙薬バプロピオン29.8%と比較し有意に高い)
  • 禁煙継続率は6か月後で29.7%、1年後で23.0%
  • 日本国内試験でも、チャンピックス(バレニクリン)群は65.4%が3か月経過時点で禁煙成功(プラセボ39.5%)

出典:Jorenby DE et al. JAMA. 2006;296(1):56–63.
国内後期第II相試験(ファイザー社 添付文書より)


偽物の薬より、3倍近く禁煙成功率が高いんですね!

はい、1ヵ月使うだけで

3か月経過時点で43.9%の方が辞めることができています。

実際の外来では3か月使うので、もっと多くの方が成功されています。

用法・用量

  • 初日〜3日目:0.5mgを1日1回(朝食後)
  • 4日目〜7日目:0.5mgを1日2回(朝・夕)
  • 8日目以降:1mgを1日2回(朝・夕)
  • 服用開始1週間後から禁煙を開始
  • 治療期間は原則12週間(自費診療となりますが、必要に応じて24週まで延長可)

使用できない方(禁忌)

  • チャンピックス成分に過敏症の既往がある方
  • 精神疾患(統合失調症・うつ病など)のある方は慎重な評価が必要
  • 妊娠中・授乳中の方、小児(18歳未満)には原則使用不可

飲み合わせに注意が必要な薬

  • シメチジン(バレニクリンの血中濃度が上がる可能性)
  • ワルファリン、テオフィリン、インスリン等は、禁煙により代謝変化の可能性があるため用量調整が必要なことがある

副作用と発生頻度

よくある副作用(5%以上)

副作用名チャンピックス群プラセボ(偽薬)群差(絶対差)
吐き気28.5%9.7%+18.8%
不眠16.3%12.4%+3.9%
異常な夢13.0%3.5%+9.5%
頭痛11.6%12.6%-1.0%(同程度)

  • ほか、便秘・食欲変化・めまい・腹部不快感なども報告あり
  • 吐き気と夢を見る症状が偽薬より多くみられます

重篤な副作用(頻度不明)

  • 皮膚粘膜眼症候群(SJS)
  • 肝機能障害、血管浮腫、意識障害
  • 抑うつ・自殺念慮・行動変化など精神神経症状もまれに報告されており、注意深く観察する必要があります

まとめ

  • チャンピックスは、ニコチンを含まず、禁煙成功率が高い経口禁煙補助薬です
  • 12週間の治療で禁煙のチャンスを大きく広げることができます
  • 副作用も一定ありますが、医師の管理のもとで使用すれば、多くの方にとって有用な選択肢となります

🔍 当院でのオンライン自費診療で処方の場合の金額について

自費(自由)診療の値段はどの程度ですか?

初回は1か月分で18,700円(税込)となります。

2か月目以降は9,900円(税込)となります。

クリックポストで送付いたします。(送付金額430円)

詳細は以下の通りです。

内容自由診療価格(税込)備考
1ヶ月目初診
+ チャンピックス
  スタートパック
+ チャンピックス1mg錠×1箱
18,700円(税抜17,000円)診察・薬代
2ヶ月目再診
+ チャンピックス1mg錠  
  ×2箱(28錠×2)
9,900円(税抜9,000円)継続特典価格
3ヶ月目以降再診
+ チャンピックス1mg錠
  ×2箱(28錠×2)
9,900円(税抜9,000円)継続特典価格

2ヶ月目からは値段が下がるけど、やっぱりある程度値段がしますね

保険診療の方が安いのかな、、?

やはり、保健診療の方が安いです。

オンライン診療のメリットも合わせて記載します。

保険診療との金額や受診方法の違い

項目3か月 自由診療3か月 保険診療(3割負担)
総額約38,500円(税込)

初月のみで終了 18,700円!+送料430円)
約20,000円前後
通院不要
(オンライン診療。多い人で3回受診)
基本対面診療(5回通院が必要)
薬の受け取り自宅に郵送(院内処方)薬局へ自分で受け取りに行く
柔軟さ・即時性高い(夜間、日祝日も営業しています)制限あり
メリット時間の節約・完全在宅・匿名性も高い保険適用で安価

初月のみで終われば、保険診療の総合金額より安い金額になりますね

はい、論文では1か月の使用でも禁煙効果があることがわかっています。

ここで終えてもいいですし、2か月目以降は継続しやすい値段となっています。

標準治療は3か月実施することとなっています。

よくある質問(Q&A)

保険診療と同じ薬ですか?国内正規品ですか?

はい。国内正規品(ファイザー製)チャンピックス錠のみを使用しております。

海外輸入品は当院は使用しておりません。

途中でやめることができますか?

初月のみのご利用も可能です。

2・3ヶ月目は継続される方はお求めやすい価格(9,900円)で診療を受けていただき、薬を送付させていただきます。

禁煙に失敗したくないので、12週以降も薬が欲しいのですが?

はい、可能です。チャンピックスは原則12週の治療ですが、必要に応じて最大24週(6ヶ月)まで延長処方が可能です。
オンライン再診での継続もご案内できます。

副作用に吐き気があるとのことですが、吐き気止めを追加でもらえますか?

はい、ご希望の方には制吐薬(ナウゼリン10㎎ 10錠)を+1,000円(税抜)で同梱できます。
服用初期に吐き気を感じるかたもおり、
ご希望の方は診察時にお伝えください。

タバコは薬を続けながら吸っていても大丈夫ですか?

はい、服用1週目までは喫煙していてもOKです。
服用を開始して8日目から禁煙スタートという流れが推奨されています。
薬を飲んでいるうちに「吸ってもおいしくない」と感じてくるのがチャンピックスの特徴です。

薬はいつ頃効いてきますか?

個人差はありますが、服用開始から5〜7日程度で「吸っても満足感がない」と感じ始める方が多いです。
禁煙開始日(Day8)以降、離脱症状も徐々に軽くなっていくことが期待されます。

禁煙できなかった場合、また始めることはできますか?

はい、再チャレンジは可能です。

保険診療ですと一年間処方できないという制限がありますが
自由診療の場合制限はありません。

一度失敗したかたもまた診察に来られてください。

この記事の監修者

原 達彦
原 達彦梅田北オンライン診療クリニック 院長
【経歴】
産業医科大学 医学部医学科 卒業。済生会系病院での臨床研修・救急、総合診療勤務を経て、複数の企業で嘱託や専属産業医を歴任。
その後、産業医学・公衆衛生の専門性を活かし、「梅田北オンライン診療クリニック」を立ち上げる。
現在は京都大学大学院(社会健康医学系専攻)に在籍し、働く人々の健康や医療アクセスの課題に向き合いながら、臨床と予防の両面から医療の新しい形を実践している。

【資格・所属】
日本産業衛生学会・社会医学系専門医・指導医/労働衛生コンサルタント(保健衛生)/
産業医科大学産業医学ディプロマ/日本東洋医学会/JATEC・ACLS・AMLS修了 ほか
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