頭痛・片頭痛のすべて|トリプタン・レイボー・予防薬・漢方のインデックス

頭痛持ちです。市販薬を毎日飲んでしまいます。「片頭痛」かもと言われたけど、自分にあう薬は何でしょう?

このページは頭痛・片頭痛まわりの記事をまとめたインデックスです。「片頭痛の薬」「予防薬」「漢方」「妊娠中」など、知りたい入口から飛んでください。

30秒でわかる頭痛・片頭痛

頭痛は大きく片頭痛・緊張型頭痛・群発頭痛に分かれます。片頭痛は片側のズキンズキン(拍動性)、4〜72時間続く、動くと悪化、光・音・においに過敏、吐き気が特徴。

治療は①発作時の薬(トリプタン/レイボー/NSAIDs) ②予防薬(毎日飲んで発作を減らす) ③生活管理(睡眠・カフェイン・天候・月経などのトリガー)。市販薬の連用は薬剤の使用過多による頭痛を招くため、月10日以上は要注意です。

頭痛薬の主なクラス

クラス代表薬使うタイミング
トリプタンイミグラン/レルパックス/マクサルト/ゾーミッグ/アマージ片頭痛が始まったらすぐ
ジタン(新規)レイボートリプタンが効かない/血管リスクあり
ゲパント(新規)ナルティーク急性期治療と発症抑制の両方に適応
NSAIDsロキソニン/ボルタレン/ナイキサン軽〜中等度の発作
予防薬ミグシス/ナルティーク/プロプラノロール/バルプロ酸/漢方月3回以上発作がある人

テーマ別:詳しい記事への入口

ここから先は、知りたいテーマに合わせて深掘りできるリンク集です。

薬の選び方を知りたい

片頭痛の薬を徹底比較|トリプタン5種・レイボー・予防薬・漢方

発作薬・予防薬・新規薬・漢方を比較表で整理。

頭痛に効く漢方も知りたい

めまい・頭痛・冷えに|半夏白朮天麻湯

天候や疲れで悪化する頭痛・めまいに使える漢方。

妊娠中の頭痛

妊婦・授乳婦が使える薬 Vol.1|風邪・咳・発熱・頭痛・関節痛

妊娠中に使える頭痛薬の選び方。

飲み合わせが心配な方へ

片頭痛の薬の飲み合わせ|トリプタン・ナルティーク・レイボーの併用禁忌と注意

トリプタン・ゲパント(ナルティーク)・ジタン(レイボー)の相互作用を表で比較。SSRI・MAO阻害薬・エルゴタミン・CYP3A4阻害薬・プロプラノロールとの飲み合わせと、患者背景別の選び分けを整理しています。

薬剤別インデックス(お薬手帳のカタカナで探す)

お薬手帳の薬剤名から、自分が飲んでいる薬の詳細記事に飛べます。

トリプタン(発作時)

ジタン(新規・心血管リスクあり用)

予防薬

当院の頭痛・片頭痛への対応方針

  • トリプタン・レイボー・予防薬のオンライン処方が可能です。
  • 初回処方時は問診で「片頭痛らしさ」を判定。緊急性のある頭痛(突然の最強の頭痛・発熱と硬直・麻痺)が疑われる場合は救急受診をご案内します。
  • CGRP抗体製剤(エムガルティ・アジョビ・アイモビーグ)は注射と高額のため対面医療機関での導入を推奨します。
  • 市販薬の連用が月10日以上の方は、薬剤の使用過多による頭痛の評価から始めます。
  • 処方が確定すると、薬局から服薬指導のお電話をしたうえで宅薬便(ポスト投函)でお薬をお送りします。

よくある質問

どの頭痛にも市販のロキソニンでいい?

軽い緊張型頭痛なら可ですが、片頭痛にはトリプタンの方が効きが圧倒的に良いです。月10日以上の連用は薬剤の使用過多による頭痛を招きます。

トリプタンはいつ飲めばいい?

発作の初期、痛みが軽いうちに飲むのが鉄則。痛みが最大になってからでは効きが落ちます。ただし前兆の段階(頭痛が始まる前)に飲んでも効果は高まりません。頭痛が始まったら軽いうちに服用してください。

トリプタンを毎日飲んでもいい?

いいえ、発作時の頓服として使う薬です。月8〜10日以上必要なら予防薬の導入を検討します。

妊娠中・授乳中はどうする?

カロナール(アセトアミノフェン)が第一選択。妊婦・授乳婦Vol.1で詳しく解説しています。

女性で月経の前後だけ頭痛がします

月経関連片頭痛と呼ばれ、アマージ(長く効くトリプタン)が選択肢になります。片頭痛の薬を徹底比較参照。

もっといろいろ探したい方へ

当院ブログには他にも様々な疾患の記事があります。

まとめ

  • 片頭痛は拍動性・動くと悪化・光音に過敏が特徴
  • 発作時はトリプタン(レイボーも選択肢)
  • 月3回以上発作があれば予防薬を導入
  • 市販薬の連用は新たな頭痛の原因に
  • 頭痛が始まったら、痛みが軽いうちに頓服を(前兆の段階では効果が上がりません)

頭痛でオンライン診療を希望される方は、これまでの頻度・誘因・効いた薬・効かなかった薬をご準備ください。

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この記事の監修者

原 達彦
原 達彦梅田北オンライン診療クリニック 院長
【経歴】
産業医科大学 医学部医学科 卒業。済生会系病院での臨床研修・救急、総合診療勤務を経て、複数の企業で嘱託や専属産業医を歴任。
その後、産業医学・公衆衛生の専門性を活かし、「梅田北オンライン診療クリニック」を立ち上げる。
現在は京都大学大学院(社会健康医学系専攻)を修了し、働く人々の健康や医療アクセスの課題に向き合いながら、臨床と予防の両面から医療の新しい形を実践している。

【資格・所属】
日本産業衛生学会・社会医学系専門医・指導医/労働衛生コンサルタント(保健衛生)/公衆衛生修士(MPH)/産業医科大学産業医学ディプロマ/日本東洋医学会/JATEC・ACLS・AMLS修了 ほか
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