糖尿病のすべて|原因・薬・生活対策の全体像と詳しい記事への入口

健康診断でHbA1cが高いと言われました。糖尿病って治るんですか?薬はずっと飲み続けるんでしょうか?

このページは糖尿病まわりの記事を一気に見渡せるインデックスです。「総論」「薬の選び方」「生活で改善」「お薬手帳のあの薬」など、知りたいテーマに合わせて飛んでください。
30秒でわかる糖尿病
糖尿病は空腹時血糖126mg/dL以上(または随時血糖200mg/dL以上、OGTT2時間値200mg/dL以上)を「糖尿病型」とし、別の日の再検査で2回糖尿病型、あるいは同じ日の血糖値とHbA1c 6.5%以上がそろうことで診断します(HbA1cだけでは診断できません)。症状はほぼなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害・心筋梗塞・脳卒中・認知症のリスクが上がります。
治療は①食事・運動・体重管理 ②内服/注射 ③定期検査(HbA1c・尿・眼底・腎機能)の3本柱。当院ではすでに内科主治医がいる方の継続処方のみ承っており、新規導入や採血・眼底検査は内科で行っていただきます。
糖尿病薬の主なクラス
| クラス | 代表薬 | 特徴 |
|---|---|---|
| ビグアナイド(BG) | メトホルミン | 第一選択。安価で体重が増えにくい |
| DPP-4阻害薬 | ジャヌビア/テネリア/トラゼンタ | 単独で低血糖を起こしにくい |
| SGLT2阻害薬 | フォシーガ/ジャディアンス | 心臓・腎臓を守る効果。脱水に注意 |
| GLP-1作動薬 | オゼンピック等(注射/内服) | 体重が減りやすい |
| αGI | ボグリボース/ベイスン | 食後の血糖を抑える |
| SU・グリニド | アマリール/シュアポスト | 効きは強いが低血糖リスク |
テーマ別:詳しい記事への入口
ここから先は、知りたいテーマに合わせて深掘りできるリンク集です。
病気そのものを正しく知りたい
▸ 糖尿病の総論|1型・2型・妊娠糖尿病・MODY・二次性の違いと診断
1型と2型はどう違うか、診断基準、合併症の話まで。糖尿病の全体像を理解できる総論記事。
自分に合う薬を選びたい
▸ 糖尿病の薬を徹底比較|メトホルミン・DPP-4・SGLT2・GLP-1の選び方
クラス別の特徴・体重・腎機能・低血糖リスクなど、選び方を比較表で整理。
生活で改善したい
▸ 生活習慣病とその対策 Vol.4|糖尿病・前糖尿病の生活対策
体重・食事・運動の現実的なライン。GIの考え方、間食の置き換えなど実践編。
妊娠中・授乳中の方
妊娠糖尿病の管理の考え方と、妊娠中の薬の選び方。
薬剤別インデックス(お薬手帳のカタカナで探す)
お薬手帳の薬剤名から、自分が飲んでいる薬の詳細記事に飛べます。
ビグアナイド(BG)
DPP-4阻害薬
- ネシーナ — 1日1回
- トラゼンタ — 腎機能が悪くてもOK
- エクア — 1日2回
- テネリア — 1日1回・腎機能不問
- オングリザ — 1日1回
- スイニー — 1日2回
- マリゼブ — 週1回
- ザファテック — 週1回
SGLT2阻害薬
αGI(食後血糖対策)
グリニド(食後血糖対策)
- シュアポスト — 食直前服用
当院の糖尿病への対応方針
- 当院では糖尿病薬の新規導入は行いません。内科主治医のもとで導入された薬の、継続処方のみ承ります。
- HbA1c・尿・腎機能・眼底のチェックは内科・眼科主治医で続けてください。当院はオンライン診療のため採血や眼底検査ができません。
- 低血糖を起こしやすい薬(SU・インスリン・グリニド)は当院では処方しません(新規・継続とも)。
- 出張・転居などで一時的に主治医に行けない方の橋渡し処方は可能です。
- 処方が確定すると、薬局から服薬指導のお電話をしたうえで宅薬便(ポスト投函)でお薬をお送りします。
よくある質問
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糖尿病は治りますか?
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2型糖尿病は「寛解」といって、減量や生活改善で薬が要らなくなる状態に持ち込めることはあります。ただし「治った=食事を戻してよい」ではなく、再発しやすい体質は残ります。
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薬を飲みたくありません。生活だけで何とかなりますか?
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軽症で合併症がなければ、体重−5%と週150分の運動でHbA1cが0.5〜1%下がることがあります。生活対策の記事で具体策を整理しています。
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低血糖が怖いです
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低血糖を起こしやすいのはSU薬・グリニド・インスリンです。当院で扱うDPP-4・SGLT2・αGI・BGは単独では低血糖を起こしにくいクラスです。
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SGLT2阻害薬で痩せるって本当?
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尿に糖を捨てるので体重は1〜3kg減ることが多いです。ただし脱水・尿路感染・性器感染に注意が必要で、水分をしっかり取ってください。
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GLP-1注射(オゼンピックなど)はオンラインで出せますか?
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当院では美容目的のGLP-1処方は行っておりません。糖尿病治療のGLP-1は内科主治医のもとで導入していただきます。
もっといろいろ探したい方へ
当院ブログには他にも様々な疾患の記事があります。
まとめ
- 糖尿病は症状なく進む。HbA1c・空腹時血糖・尿糖で診断
- 治療の柱は食事・運動・体重+必要なら薬
- 薬はクラスで特徴が違う。「自分に合う1剤」を選ぶ
- 当院は継続処方のみ。新規導入・採血・眼底は内科主治医で
糖尿病の継続処方を当院で希望される方は、主治医からの処方情報(お薬手帳)と直近のHbA1c値をご用意ください。
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この記事の監修者

- 梅田北オンライン診療クリニック 院長
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【経歴】
産業医科大学 医学部医学科 卒業。済生会系病院での臨床研修・救急、総合診療勤務を経て、複数の企業で嘱託や専属産業医を歴任。
その後、産業医学・公衆衛生の専門性を活かし、「梅田北オンライン診療クリニック」を立ち上げる。
現在は京都大学大学院(社会健康医学系専攻)を修了し、働く人々の健康や医療アクセスの課題に向き合いながら、臨床と予防の両面から医療の新しい形を実践している。
【資格・所属】
日本産業衛生学会・社会医学系専門医・指導医/労働衛生コンサルタント(保健衛生)/公衆衛生修士(MPH)/産業医科大学産業医学ディプロマ/日本東洋医学会/JATEC・ACLS・AMLS修了 ほか
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